晴れ間が見えない…
一体どういうこと…今タイは乾季だというのに。
と、思いきや都内郊外で土砂降りが。
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バンコク都内は季節の移り変わりの真っ最中、のような気がします。はっきりとはわかりませんが。
しかし空気の匂いは確実に変わりつつあります。湿気もここ数日高いです。
病み上がりの体にはなかなか堪えますね…
どうも皆さん!!!いかがお過ごしでしょうか。
SUK Livingの石田都士磨です。暑いですね~
あんまり今日は楽しげな話題ではないですよ、先に断っておきますが。
(かと言って、そう恐がる程の話題でもないよなぁと、現地在住の僕は思うわけです。)
はい、というわけでタイの反政府デモについてです。
一昨日18日、反政府デモ隊と警官隊が衝突し、数名の死者(3名?5名?)と大勢の負傷者が出ました。
タイ人の相方がfacebookで出回っていた衝突現場付近の死者の写真を僕に見せてくれ、初めて知りました。
タイは映画やらテレビ放映の規制が無駄に厳しい割りに、規制が緩くなるfacebookのようなSNS上ではそういう過激な写真が平気で出回るので呆れてしまいます。
まあそれに関しては後日、述べたいと思います。呆れるというより、抱腹絶倒のトンデモ規制があるので、改めて紹介したいと思います。
デモ隊と警官隊の衝突に関してはYahoo!ニュースにも取り上げられていました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140218-00000087-mai-asia
BBCワールドニュースでもこれと同じ内容の報道がされていました。CNNの見出しにも飾られています。
こうなるともう世界的な国際ニュースですね。
通勤の時間にいつもアソーク交差点のデモ隊の集会を見ているので、盛り上がり方が何となく把握できるのです
が、先週いつも通り眺めている時は、これだけ長引いた反政府デモもそろそろ潮時かと思っていました。
集会に来る人の数が明らかに当初よりも少なくなっていました。
長いことお祭り状態だったけれども、さすがに皆飽きちゃったのかな…
都内の所々で手榴弾が爆発したり何なりと、小競り合いがありつつの目の前の現状だったので、そう思っていました。
そんな時にこれだけ騒がしくタイ国内のみならず国際的に再び報道されだして、また先行きがわからなくなってしまいました><
また本当に妙な感覚に陥るのは、一昨日そんな死者が出る衝突事件が起きていながら、昨日はあるお客さんをアパートの見学にお連れするため、バンコクの目抜き通りを一緒に走り回っておりました。
見学中、衝突事件のことが話題に上がることはありませんでしたw
見学先の物件のスタッフさんからも、気をつけて下さいね、だの、大丈夫でしたか?だの、振られることも無かったですし。
斯く言う僕もそのことに関して全く意識が回りませんでした。
5年前のタイ暴動で伊勢丹が放火された時もそうでしたが、バンコク都内の暴動と無関係のエリアの人たちは、殆ど関心が無かったようです。
バンコクからちょっと離れて郊外の県に至っては、まるで危機感が伝わって来なかったのを覚えています。
そういうことなのかもしれません。この国に住んでいる人間に身につく感覚は。
これだけ国際的なメディアでタイ反政府デモに関して警鐘が鳴らされているにも拘わらず、当の住人の僕は、そんな危険な都市に住んでいるという意識が、殆ど無いわけですから。
もしかしたら、先日アパートのご見学にお連れしたお客さんのみならず、他のバンコク長期滞在外国人の感覚も、僕とそう大して変わらないのかもしれません。
2年前の洪水騒ぎの頃を思い出します。一緒に日常を共に過ごしていた僕の友人よりも、日本の家族の方がよほど事態を恐がっていました。
あまり適当な発言をインターネット上に載せてはいけないと思いつつも、自分の住環境に関わりのあるニュース報道を見てて、大げさだなぁというか、
「そうなんだ…そんな危ない目に遭ってないのになぁ」
という、他人事のような感覚になってしまうことがしょっちゅうあります。
なので、タイに今旅行や仕事で訪れようとしている皆さん、情報を入手しておくことは大事ですが、恐がる必要のあるものなど何もありません!
現地を知る人間から危険地帯だけを教わり、そこへ行かないようにするだけで、いつもと変わらぬバンコク都内を堪能できるんですから。
渡航中止なんぞする必要はありませんよ。
ちょっと長くなりましたね今日は。まだ頭の中に風邪の残りカスのようなものを感じます。
本日はこの辺りで!