【完全網羅】スクンビット39の本当の賃貸価格を解説、あなたは大丈夫?

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スクンビット39の家賃相場はいくらなの?お部屋タイプ別に調べてみた!

はじめに

こんにちは、スックリビングの折笠です。

タイ・バンコクで日本人が住みやすいエリアとして名前があがるのがアソーク東側からエカマイ周辺までのスクンビットエリアと呼ばれる地域です。
しかし範囲が広い為、エリア内で特に人気のエリアはどこなのか?家賃相場はいくら位なのか?生活する上での不便さはないか?など、土地勘のない方にとっては疑問がいっぱいではないでしょうか。
今回はスクンビットエリアの中心と言われる場所で、特に人気のあるスクンビット39というエリアの特徴や家賃相場についてご紹介していきます。

こちらの記事はタイ、バンコクの不動産会社スックリビングの公式ブログです。

スクンビット39はどんなエリア?

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スクンビット39はバンコクに住む日本人に最も人気のあるエリアのひとつです。
通りの入り口は在住日本人御用達のデパート、エムクオーティエ・エンポリアムの至近距離にあり、通りの奥に進むほど住宅地エリアへと変わっていきます。
通りには数々の日本食レストラン、日本の食材を多く取り扱うスーパーや商店、日本語対応可能な幼稚園や美容院など何でも揃っているので、生活する上での利便性が抜群です。
日本人専用病棟のあるサミティベート病院のある49エリアや、多くのバーやレストランが軒を連ねる31、33エリアとも繋がっている為、他エリアへの移動がしやすいエリアと言えるでしょう。
ただし、通りの利便性が高いが故に、朝晩の通勤・通学ラッシュ時は渋滞しやすい通りとしても知られています。
歩道のない道をバイクが勢いよく走る姿にもよく出くわす通りですので、小さなお子様を連れて歩いたりする際は気を付けたいところです。

スクンビット39の物件の特徴

日本人にとって住みやすい環境が整うスクンビット39は初めてのタイ生活で不安のある方には特にお勧めしたいエリアですが、昔から日本人居住エリアとして栄えていたので、築年数が経過した物件が多いです。
人気エリアという事もあり、駅近くや新築の物件は他エリアに比べて家賃相場が高い傾向にありますが、駅から距離のある物件や築年数が経過した物件は豪華で広々とした間取りの割に割安の価格帯です。
また、単身者よりもご家族で赴任してくる方に選ばれることが多いエリアの為、お部屋タイプはコンパクトなスタジオタイプや1ベッドよりも2ベッド以上や、1ベッドでも広めの間取りになっているものが多いです。

3つのお部屋タイプ別に家賃相場を調べてみた!

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前述の通り、スクンビット39のエリア内は家族向けの物件が多い為、広めの1ベッドや2ベッド、3ベッドの選択肢が豊富です。
それぞれの間取りの家賃相場について、コンドミニアム・アパート・サービスアパートの3パターンに分けて調べてみました。

1ベッドルーム

1ベッドルームとは日本で言う1LDKのタイプのお部屋です。
1人暮らしからご夫婦での二人暮らし世帯に人気があります。
物件タイプ 一般的な広さ 家賃の平均価格
コンドミニアム 48-66㎡ 32,000バーツ
アパート 62-82㎡ 38,000バーツ
サービスアパート -71㎡ 71,000バーツ
コンドミニアムやアパートの相場は日本円で10,560~125,400円前後となりますが、安い物件を探せば20,000バーツ(66,000円)以下のお部屋もございます。
2ベッドルーム以上のニーズが高い為、単身向けのコンパクトな1ベッドルームは選択肢が少なく、同じく人気エリアのスクンビット49よりも3,000~5,000バーツ程高い印象がございます。
また、サービスアパートに限定して言うと、このエリア自体選択肢が少ない上に、お部屋タイプが2ベッド以上の物件が大半である為、お家賃は他の物件タイプに比べてかなり高い傾向がございます。
サービスアパートをご希望の場合は、2ベッド以上に絞って探した方が安くて良いお部屋に出会える可能性が高いです。

2ベッドルーム

2ベッドルームは日本で言う2LDKのタイプのお部屋です。
1人暮らしでこちらのタイプに住まわれている方もいらっしゃいますが、どちらかと言うとご夫婦での2人暮らし以上の世帯が住まわれている確率の方が高いと言えるでしょう。
ベッドルームが2つあるだけではなく、バスやトイレも2つあるお部屋が多いというのが日本の2LDKとは異なる特徴です。
物件タイプ 一般的な広さ 家賃の平均価格
コンドミニアム 98-139㎡ 59,000バーツ
アパート 139-144㎡ 63,000バーツ
サービスアパート -115㎡ 95,000バーツ
コンドミニアムやアパートの相場は日本円で194,700~207,900円前後となりますが、安い物件を探せば100平米越えの広さのお部屋でお家賃が30,000バーツ(99,000円)程度の所もございます。
1ベッドルームと同じく他の人気エリアよりもお家賃が高い傾向にありますが、広々とした間取りの物件が多いので、1平米あたりの価格を考えるとそこまで大差は無いでしょう。
サービスアパートの家賃も1ベッドルームに比べると割安感がありますので、同じ平米数であれば家賃が安くなる傾向がある2ベッドルームの方が人気です。

3ベッドルーム

3ベッドルームは日本で言う3LDKのタイプのお部屋です。
ご家族で住まわれる方向けのお部屋タイプとなりますので、3ベッド以上の間取りがある物件は、お子様向けのファシリティが充実している割合が増えるのが特徴のひとつです。
物件タイプ 一般的な広さ 家賃の平均価格
コンドミニアム 176-225㎡ 87,000バーツ
アパート 231-267㎡ 68,000バーツ
サービスアパート -120㎡ 100,000バーツ
コンドミニアムやアパートの相場は日本円で224,400~287,100円前後となります。
コンドミニアムやサービスアパートの場合は価格も広さも2ベッドと大きな差がございますが、アパートはお家賃の差がそこまで大きくない割にお部屋の広さがかなり広々とする傾向がございます。
ご家族帯同で赴任され、このエリアで2ベッドか3ベッドのいずれかで迷われている方は、3ベッドの物件を中心に探された方が、費用対効果の高い物件に巡り合える確率が上がると言えるでしょう。

スクンビット39に多いファシリティとは?

お部屋の広さや価格帯はもちろんの事、物件のファシリティ(施設内の共有設備)についても気になるところ。
今回はご協力いただいた42軒の物件を対象にファシリティに関する調査も行いました。
まず、42軒全てについていたファシリティがスイミングプールとフィットネスジムです。
こちらの2つのファシリティは、外国人が住むレベルの物件であればほぼ全ての物件に用意されていると言っても過言ではないでしょう。
コンドミニアムは築浅でアパートは築年数が経過しているのがこのエリアの物件の特徴のひとつなのですが、築浅コンドミニアムにはスタイリッシュなプールが多く、アパートには本格的に泳げる広々としたプールが多い傾向があります。
次に多いファシリティは子供の遊び場が71%、サウナが69%と続きます。エリアの傾向として家族連れ世帯を対象にしている物件が多いので、必然的に子供の遊び場の設置率が増えるようです。中には広々としたテニスコートやバスケットコートを有する物件もありました。
車やトゥクトゥクでの送迎サービスは約半数の物件に付いていますが、こちらは駅から距離のある物件に特に付帯しているファシリティとなります。
その他に屋上ガーデンやゴルフ練習場などの施設が多く見られましたが、エリアの利便性が良い為か、敷地内にミニマートを有している物件は少ない印象でした。

おわりに

今回はスクンビット39にある賃貸物件の特徴や家賃相場についてご紹介しました。
39エリアの物件は日本人入居率も高い所が多いので、ご近所同士の交流も盛んです。
周辺のお店のスタッフも日本人慣れしていて、英語や時には日本語を使える方もいらっしゃるので、初めての海外生活で不安が多い方にとっては特におすすめしたいエリアのひとつです。
このエリアの家賃相場をご覧いただき、日本とあまり変わらない価格帯という印象を受けた方もいらっしゃると思いますが、お部屋は広々としていてどの物件にも当たり前のようにプールとジムが付いている環境は日本ではなかなか見つけられないですよね。
今回は平均的な情報をご紹介しましたが、ご家族向け・単身向けどちらの物件も価格帯やお部屋の広さはピンキリです。
色々なエリアのお部屋を内見してみて、周辺環境も加味した上でお決めになられるのが良いかと思います。
※1バーツ=3.3円で計算