『バンコクのチットロムエリア』の完全ガイド!

 

チットロムの場所は?

チットロムってどこ?

BTSでサイアムとプルンチットの間に位置するチットロムは、どちらの駅へもスカイウォークを使い、徒歩での移動が可能です。

大きなデパートがあり、特に休日は人が溢れています。

チットロムは、交通量が多く、時間によっては、車やタクシーでの移動は避けた方がいいエリアなのです。

 

チットロムの特徴

チットロムってどこ?

BTSチットロム駅からはスカイウォークを歩いていくと、ISETAN、セントラルワールド、ZENのデパートに直結しています。

駅のすぐ近くには「エラワン祠」があり毎日たくさんの現地タイ人が溢れかえっています。また、このエラワン祠はパワースポットと言われており、観光客も訪れる場所です。タイ人に限らず、若者から家族連れが多くいるチットロム エリアは、特に休日はスカイウォークも混雑しています。

 

水掛祭りの時期のソーンクラーンでは、ISETANの前の広場が水鉄砲会場と化し、多くの人で埋め尽くされます。この時期に、いつも通りデパートに買い物に行くことは不可能に近いでしょう。

 

また、クリスマスの時期には綺麗なイルミネーションが見られます。真夏のクリスマスなので、初めは少し不思議な感覚ですが、慣れて来ると半袖で過ごすクリスマスにも愛着が湧きますよ!

スクンビット通りと境に、チットロム駅の北側であれば、高速道路の出入り口が割と近くにあるので、駐在員の仕事で車を使う場合や、高速道路に乗って工業地帯へ行く場合は便利なエリアです。

 

チットロムは通学・通園に便利?

チットロムってどこ?

このエリアは渋滞が厳しく、特に学校や幼稚園の下校・降園のときに時間がかさなってしまうことが多いでしょう。そのため、お子様のいるご家庭がこのエリアに住むのはあまりおすすめしません。

日本人学校や日系幼稚園では、チットロムエリアはバスのルート外であることが稀ではありません。

 

チットロムを代表するショッピング施設

ISETAN、セントラルワールド、ZEN

チットロムってどこ?

3つのデパートが繋がった大型ショッピングモールです。小さなお子様と行く際は、迷子に気をつけてくださいね。

日本のデパートと変わらず、なんでも揃っています。

スポーツ用品店も充実の品揃えですので、タイに来て、運動を始めようと思っている人はぜひここで買い物してみてください。

デパート共通のThe 1 Cardを作ると、お得にお買い物できますよ。

 

②セントラルチットロム

チットロムってどこ?

古き良きデザイン建物で、中にはブランド品取り扱っているだけでなく、化粧品やインテリアグッズも揃っています。上層階には、おもちゃ売り場や雑貨、プレゼントのラッピング用品なども売っています。

女性には嬉しいマリメッコもここ、セントラルチットロム に店舗があります。

 

③プラチナムファッションモール

チットロムってどこ?

タイ人の若者のファッションの聖地であることはもちろん、日本からのアパレルの買い付けもここでされている、プラチナムファッションモール。

タイは基本的に一年中暑いですが、時期構わず、冬物も置いているのが意外にも嬉しいポイントです。一時帰国や寒い国への旅行に合わせて、衣類、靴、カバン、マフラー、帽子など、全身に纏うものがここで揃います。そして、なによりも値段がかなり安いのが嬉しいです。

建物は大きくわけて、3つが連なっています。ところどころに建物の番号と通りの番号が書かれた札があるので気になるお店があったときは、店番号を確認しておきましょう。

上層階には、ベビー服や子ども服の宝庫ですよ。

 

チットロムで日本食は食べられる?

チットロムってどこ?

 

デパートの中には必ずと言っていい程、日本食レストランがあります。

定食屋さんやラーメン屋さんも多く、日本人のみならず、店内はタイ人も多く利用しています。

エラワン祠の横にあるエラワンホテルの中には、東京のつけ麺で有名な麺屋一燈が入っており、お金持ちのタイ人で溢れています。

ここは、水も日本から輸入しているので、こだわりのつけ麺・ラーメンが食べられます。

 

チットロムの日本人居住率は?

プルンチットってどこ?

チットロムから南に行くと、ラチャダムリー通りがあります。

このエリアには、割合としては少ないですが、日本人駐在員が住んでいます。お子様のいる駐在員ではなく、単身で来られている方や夫婦2人で来られている方が多いですね。

 

チットロムエリアの休日の過ごし方

チットロムってどこ?

とにかく、広いデパートが多くあるチットロムエリアでは、休日をこのエリアのデパートで過ごす人が多いです。わざわざプロンポン やサイアムに行かなくても、同じような商品が見れ、購入できるのは嬉しいですね。

 

また、セントラルワールドの中には、日本で有名なお料理教室、ABC cooking studioが併設されています。ここは、日本で習うよりもお得な値段で、コースを受けることができ、更に嬉しいのは、日本に本帰国した際にそのまま引き継げるという点です。タイの駐在妻生活で、空いている時間をお料理教室に当てるのはいかがでしょうか。

 

現地のマーケットを楽しむには、プラトゥーナムマーケットがおすすめです。野菜や日用品がズラッと並んでいて、これぞタイ!という感じです。

 

ラチャダムリー通りを南に進むと、ルンピニー公園があります。ここは、巨大なトカゲがいることが有名で、散歩をしているとよく出くわしますよ。決して危険ではないので、物珍しさにお子様と見に行ってみるのもタイならではですね。

 

チットロムエリアの有名レストラン

チットロムってどこ?

これまでお伝えしたようにチットロムには、デパートが多くありますね。その中にある、日本食のお店をご紹介します。

 

伊勢丹の5階に店を構える「88 SHOKUDO NIPPON」です。

 

こちらは、日本食のフードコートとなっており、いろいろなジャンルの日本食が食べられます。

バンコクには、馴染みのある日本の定食屋が多くありますが、クオリティは日本と比べるとかなりの差があります。

しかし、ここ、88 SHOKUDO NIPPONはレベルの高い料理が食べられますよ!

日本でお馴染みの麺屋武蔵系列のラーメン屋もあり、クオリティも高く、オススメです。

ご家族で、食べたいものがバラバラの場合は、フードコートってとっても助かりますよね。

 

では次にレストランではなく某有名なカフェなのですが、少し変わった外観なのでご紹介しますね。

 

スターバックスコーヒー ランスワン店です。

 

ここは、一軒家がリメイクされてできた店舗で、雰囲気がよく、ゆったりと過ごすことができます。

パソコンを持ち込み、仕事に没頭したり、本を持って読書に集中することができ、多国籍の人々が訪れています。バンコクにスターバックスコーヒーは至るところにありますが、店構えが他店舗と違うので特別感があります。新たな、インスタ映えスポットになるかもしれませんよ。

 

まとめ

デパートが多く、家族や友達との買い物に行ったり、休日をウインドショッピングして楽しめるのが嬉しいですね。

 

一つ隣の駅には、SAIAM駅があり、この周辺はデパートだけでなく、定期的にマーケットが出されているので楽しいですよ。

都会な一面だけでなく、近くに広大な土地のルンピニー公園があり、自然豊かなのも嬉しいですね。

 

お子様がいる場合、通学・通園には不便な場所です。また、交通渋滞が酷いので、タクシーや車での移動に関しても、時間に余裕を持って行動する必要があります。

パワースポットでもあるエラワン祠があり、自国を愛するタイの地元民だけでなく、観光客も多く常に賑わっているチットロムエリア。タイでの駐在生活が始まったら、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。