こんばんは皆さん。
いよいよ2013年も年末に差し掛かってきましたね。
SUK Livingの石田都士磨です。
乾いた空気に包まれて年の瀬が迫ってくる、新しい年を目前に控え、年末に向けて静けさが深まるこの感じ、昔から大好きなんです。
その前にクリスマスがありますがw
ちなみにバンコクでもクリスマスの大騒ぎやカウントダウンパーティーなんかは毎年お馴染みです。
仏教国と言えども最早関係ありませんね\(^0^)/
僕も去年はタイ人だけでなく旅行者の欧米人が大勢集まるカオサン通りで、カウントダウンパーティーに参加したものです。今年は静かに過ごしますw
さて、先日タイの反政府デモについてブログを書いた際に、バンコクの物価が高騰しているという旨を一言書いたのですが、それについて実体験を少し。
バンコクに長期滞在をされる日本人の方々には身近な話ですが、年々サービスアパートやコンドミニアムなど長期滞在用の住居の家賃が値上がりしてい ます。
2年続けて毎年8,000バーツずつ値上がりした物件の話も聞いたことがあります。
好景気の影響でしょう。バンコクの土地開発が進んでいるので、土地そのものの値段が上昇しています。
バブルが弾けないといいんですが…
しかしながら、物価の高騰が最も身近に感じられる分野はお住まいもさることながら、食事でしょう。
タイの食事と言えば大変安価なことで有名であり、そんな理由もあり旅行者からタイは愛されています。
日本人に人気のある東南アジア諸国と言えばマレーシア、インドネシア、シンガ ポール、タイ、この辺りでしょうか。
この4カ国で見たら、もうタイが圧倒的に食べ物の価格が低いです。
何しろタイの食料自給率は160%を越えています。食べ物が有り余っている国なんですね。
地元のタイ人にとっても、食費が生活の圧力にならない国なんですが、今年に入ってから、それが変わりつつあるように感じます…
今まで近所の市場で20バーツ(=約60円)だった食材が25バーツ(=約75円)に値上がりする現象が起こっています。
円に換算すれば大した値上がりには見えませんが、地元タイ人が使う通貨の貨幣価値で眺めたらそう落ち着いてもいられません。
隣の駅まで15バーツ(=約45円)、どんなに長距離の移動でも40バーツ(=約120円) しか掛からなかったスカイトレインBTSの運賃も、区間ごとに2バーツか3バーツずつ、高くなっています。
一番遠い距離のBTSチケットの値段が60バーツ(約180円)まで値上がりしたとなっては、頻繁にBTSを使う地元の人々には見過ごせない事実です。
今年から何故かこの値上がりが起こりました。
始めは、どうしてか分からず利用し続けていましたが、きっとこの反政府デモと無関係では無かったんだと思います。
日本の水準から見たこういった微々たる金額の変化なら、我々日本人への影響は大したことが無いように見えるかもしれませんが、物価の値上がりの影響は我々にも平等に来ています。
バンコクで食べられる日本食の値段が、日本で食べるのと近い品目の食事と同額か、それよりも高い場所が現れてきました。
タイで有名な日本食チェーン店、Yayoiでは、メニューによっては定食一つで1,000円を越えるものがあります。
東京都内の食堂に匹敵する価格ではないでしょうか。
3年程前だったら決してお目にかかれなかった値段です。どう考えても異常です。
シンガポールの物価の高さは有名ですが、もしかしたらバンコクの物価はモノによってはシンガポールとさして変わらないのかもしれません。
バンコクのタクシーの初乗りは35バーツ(約110円)ですが、もしかしたら近い将来、この初乗り値段すらも高騰してしまうのではないかと、心配しています。
物価が低いことがタイを訪れる外国人にとっての大きな魅力でもあるので、この魅力を無くして欲しくないですね。
それでは今晩はこの辺りで!!
また明日^^今日もお疲れ様でした!